障害の発生したサーバの手動リカバリ - コンピュータ名の切り替え
コンピュータ名の切り替えリダイレクション使用時に、障害の発生したサーバを手動でリカバリする方法
- ネットワーク名の重複を防ぐため、マスタ サーバをネットワークに接続しないで起動します。
- レプリカからマスタへの Is Alive チェックによってリソースの障害が認識され、元のレプリカがアクティブなサーバになります。
- マスタ サーバの名前を <新規サーバ名>-RHA に変更し、一時的なワークグループに移動します。
- たとえば、サーバの名前が「Server1」の場合、これを「Server1-RHA」に変更します。
- 次に、マシンを再起動します。
- 再起動が完了したら、次のエラーが表示されます: 少なくとも 1 つのサービスを開始できませんでした。このエラー メッセージは無視してください。通常エンジンはドメイン アカウントで動作するため、このような状況では予期されるメッセージです。
- ネットワークに接続します。
- ドメインに再接続して、手順 2 で割り当てた -RHA 名を使用していることを確認します。
- マシンを再起動します。
- HA シナリオがまだ実行されていない場合は、標準ツールバーの[実行]ボタンをクリックして、マネージャからシナリオを開始します。
- [スイッチオーバー後のリバース レプリケーション シナリオの実行]オプションが選択されている場合、シナリオはリバース モード、つまり元のレプリカから元のマスタへと実行されます。元のマスタがスタンバイ サーバとして機能するようになります。
- 同期が完了するまで待ちます。
- アクティブな役割をマスタ サーバに戻す場合は、標準のツールバーで[スイッチオーバーの実行]ボタンをクリックして、手動でスイッチオーバーを実行します。
- 注: 手動のスイッチオーバーは、通常の業務時間外に実行することをお勧めします。